02/7/26
夏休み特訓その3

 やー、こんにちは(^^)みんな、ちゃんと早寝早起き出来てるかな?インターネットとメールは夜更かしの原因ナンバーワンだそうだ。楽しいのはわかるけれど、ほどほどにね。
 高校生くらいになると、夏の定番ラジオ体操も参加しない子が増えるだろうけれど、あれをやっておくと絵の練習の効果があがるよ。だまされたと思ってやってごらん(笑)
 今、「早寝早起きしたって、絵には全然関係ないじゃない」と思った君は、まだまだ甘いな。
 若いうちから規則正しい生活のリズムが身についていないと、自律神経失調症などにかかりやすくなる。そうなると「やる気」がなくなるんだ。描きたいのに、描けない。または、なんとなく描きたくない。そんな風には、なりたくないだろ?
 なら、今のうちから規則正しい生活をおくるようにしなくちゃね(^^)

 絵は知識だけでは描けないんだ。一に体、二に心、一番最後が知識。これが隆之流の考え方だよ。
 もうすでに、夜更かしが癖になっちゃっているっていう子は、悩み事とか運動不足が原因だと思う。運動不足は、すぐに解消できるけれど、悩み事っていうのは、なかなか難しい。身近に相談できる大人がいればいいんだけど、もしいなかったら夏休みの間は、僕が気軽に聞いてあげるよ(^-^)もちろん、秘密は厳守。takayuki@mail1.dnet.gr.jpまでメールを送ってください。あ、ただし18歳以下限定で。「更年期障害で困っています」って言われても、こっちが困っちゃうよ(笑)
 …僕もね、10代の頃は、いろいろ悩んだもんだよ。失恋とか、いじめとか、進路とか。自殺したいって思いつめたこともあるんだから。
でもね、それらの悩み事が、未来の自分を育ててくれるっていう事も覚えておいて。
悲しんだことや悩んだことの無い人間は、いい絵描きにはなれないよ。

 とと、話が長くなりすぎた(^^;

 それでは、次の特訓をはじめるぞ!
 ○□練習は、毎日やっているだろうな?綺麗な線が引けるまで毎日続けること。
 今回は、それと平行しておこなう。
やってもらうのは、この練習法だ。



 ぱっと見た目は、気味の悪い絵だが、眉から目までの絵を反復練習してもらう。
 なにが狙いの練習かというと、まず、目の形を覚えること。そして左右対称に描けるようにすること。試行錯誤の練習法を身につけること。だ。

 では、実際の描き方を説明する。
 まず、定規で8cmの直線を引き、それを1cmづつ区切る。



 中央を0とし、両端を4とする。
輪郭は、だいたい4の位置。目は1と3の内側にある。
それを目安に、雑誌の写真や、自分の目を参考にしながら描きなさい。

 教えるのはこれだけだ。

 だいたいとか、内側とかいう表現を使ったのは、君たちに失敗して欲しいからだ。
失敗したら、どこが悪かったのかを考える。そして次は、そこに気をつけながら描く。それを繰り返して欲しい。
 私が、こう描けば美しく見えると、教えるのは簡単だが、それでは君たちが努力する機会を奪ってしまう。
失敗を恐れることはない。そして、失敗の中から発見すること。「次は上手くやってみせる」という負けん気も養って欲しい。

 では、次からは簡単な指針や、目に見えないポイントを教えよう。



 まず、一度描いてみるとわかるが、最初の頃は、この図の上段のように目が大きくなりすぎると思う。それを下段のように近づけなさい。特に線の濃淡に気をつけること。

 それから、何十回と目だけを描くと自然と悟るようになるが、今描いているものが、人間の目ではなく、まるでお面を描いているような感覚になると思う。



イメージとしては、こんな感じだ。
こうなったら、君の実力は数段上がったと思っていい。
次は、これに目玉をはめ込むイメージをすればいいだけだ。


これが、絵を描くときの重要な秘訣だ。
これもくどくどとは語らないでおこう。
真面目に練習を重ねれば自然と悟る。

 最後にまぶたを描くときのイメージの助けになる絵を見せておく。



 はい、今週の講義はここまで。
実を言うと、私の夏休みが今週しかなくて、次回からは頻繁には更新できないかも。
そのへんは勘弁してね。
では、次回の講義まで、毎日何枚も描き続けるように。
きっと、新しい発見がいくつもあるよ。それこそ眠れないくらいにね(笑)