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んー、「個性的な絵」ってなんか凄く惹かれる言葉だよね。誰にも似てなくて、誰にもまねできない。学校の勉強より、絵を描くことが好きっていう子なら、皆そうゆう絵を描いてみたいと思うんじゃないかな。
あれ?そもそも、個性ってなんだろう?なんとなくわかっているようで、理解している人はすくないかもしれない。
辞書で調べてみると、こうだ。
「その人(物)に特有の性質」
特有!?性質!?ますます、わからなくなってきたよ(苦笑)
まず、特有を調べてみると、
「それだけが特にもっていること」
次に、性質を調べてみると、
「生来の気質、性格」
「事物の特徴、特性」
…なんとなく、わかってきたよね?
つまり、「個性」とは、その人だけの性格や、その物だけの特徴を意味しているわけだ。
さて、こっからが本題。よく読んで自分なりの答えを見つけてね。
個性的な絵ってなんだろうか?
僕は絵を描き始めた頃、ある一人のイラストレーターの絵ばかり真似していた。その絵がとても好きだったからね。
やがて、それなりに似ている絵が描ける様になってきた。そのあたりからかな、個性的な絵というものを考え始めたのは。
「個性的な絵」と考えて真っ先に出た答えは、目鼻口髪、つまりそうゆう「部品」を誰も描かない形にすることだった。
それは結果を出し、僕の絵は、誰の絵にも似ていない僕だけの絵になっていた。そのときは、そう思っていたね。
でも、それは結局、いろんな人の絵の部品を集めた物でしかなかったと思う。
他人の絵が10だとすると、僕はいろんな絵から1づつ取ってきて10にしたような、そんな借り物みたいな感じがしたんだ。
それからかな、0から始めたいと強く思い始めたのは。
0から作り始めれば、きっと自分だけの絵になる。そう思っていた。
でも0から作ってみても個性的には、ならなかった。
色で、たとえるなら真っ白。確かに誰の色でもないけれど、自分の色でも無い。
その頃の僕は、いろいろ悩んだよ。
でも、悩むということは、悩まない人より多く考えるということ。
そして、多く考えれば考えるほど、知識は深くなっていくもの。
僕が悩んだ結果、僕は「表現」にこだわり過ぎていたと気づいたんだ。
つまり、「事物の特徴、特性」ばかり考えすぎて「生来の気質、性格」は、まったく考えていなかったわけだ。
まあ、それもしかたがないけどね。「事物の特徴」というのは目で見れば、すぐわかるものだけど、「生来の性格」というのは目で見ても、はっきりとはわからないものだから。
すばらしいものっていうのは、誰も気にとめない所にあるんだよ。貴重な言葉も、隠された財宝もね。
さて、「生来の性格」に気づいた僕は、ハッピーエンドを迎えたかというとそうでもない。「自分って、どんな人間なんだろう?」という悩みが増えたわけだから。
その話は、また今度にするとしよう。
今回の話は、ずばり結論が無いけど、君は自分なりの答えは見つかったかな?
まあ、おおいに悩んでみて(^^)
「答えは、その一歩先にある」 |