1/7 体の描き方 解剖学編2

  こんにちは。なんだかんだでもう7日だね。学生の人は宿題終わったかな(笑)
 さてさて、今日は腕から肩の動きについて解説するね。まずは、腕の骨をよく観察してみよう。


 これは後ろから見た骨。肩胛骨は三角形の形をしているよね。それから、肘から手首までが二本の骨で構成されていることに注目して欲しい。これが捻れることで手首が回る。プラモデルのロボットみたいに手首が回転することはありえないといわけ。


 これは横から見た骨。肘の関節に注意して欲しい。ここで、ちょっと君自身の肘を触ってみて。硬く尖った骨が確認できるでしょ?。この大きな骨は手首にいくにしたがって細くなり小指側につながる。このため手首を回すと小指を中心に回転することになる。 君の手首をちょっと回してみれば、すぐに確認できると思う。
 その際は骨を想像しながら動かしてみて欲しい。人物画を描く時は人間を「人間」と思っていては理解することは出来ない。精巧な人形だと思って注意深く観察すること。それが「画家の目」だ。たとえば今、マウスを握っている手。その指の骨が、どんな動きをしているか想像できるようになれば、もう手を描くときに左手を見ながら描く必要はなくなる。


 それじゃあ、肩の動きに入ろうか。
 まず復習。上腕骨は肩胛骨につながり、肩胛骨は鎖骨とつながっている。その鎖骨が胸郭とつながっている。これは前々回に説明したよね。要するに腕の接点は肩ではなく首の下だということ。自分の体を触って確かめてみて。つながっているのが分かったかな?
 じゃあ、上の図を見て。左上から見ていこう。これは普通の状態。これを基準に考えるね。
 次は一個右の図をみて。これは前方へ腕を伸ばした図。鎖骨は上へ上がり、肩胛骨は背中から脇へ移動してくる。こうしないと腕は上がらないようになっている。
 さらに腕を上げた図が右端の図だ。肩全体が後ろへ移動しているのが分かるかな?上腕骨が鎖骨に引っかかるため、こうしないと腕は上がらないんだ。
 さて、大体分かったかな?「腕を上げようとすれば肩も上がる」これを覚えておいてね。

はい、今週の講義は、これでお終い。次回は、足の動き方をやろうかな。それでは、また来週。