11/12 絵を描く前に

 こんにちは。今回は「体の描き方その2」を解説するつもりでしたが、そのまえに忘れていたことがあったので「絵を描く前に」を解説します。
 えー、皆さん。絵を描くとき、いきなり描いていませんか?そのまえに準備運動をしましょう。スポーツ選手はいきなり運動を始めたりは絶対にしません。まず準備運動で体をほぐします。絵だって体を使うのは同じ。腕をならすためにも図のような準備をしましょう。


 一段目に線を描きます。この時は初めに、ぐっと力を入れて線を引き終わるときに、すっと力を抜いてください。ちょうど、くさび形になっているのが分かると思います。
 二段目は、さっきと反対。最後に、ぐっと止めます。
 三段目は腕の力を抜いて、さらっと描いてください。
 四段目は円です。できるだけ真円になるように心がけて描いてください。
 五段目は、あらゆる方向の線を引く練習です。ポイントは角度によって中心点に向かうように描いたり、遠ざかるように描いたりすることです。

 さて、これで準備は終わりました。あとは描くのみです。
 ところで、あなたは作品を作るとき白い紙を目の前にして、なかなか描き始められない。ということを経験したことはありますか?
 描きたいけれど、なぜか描けない。絵を描く人なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
 そうゆう時は、紙の端っこに、さらさらっと落書きをしましょう。何でも良いんです。そしてこう思いましょう。「この紙は、もう作品には使えないから練習するつもりで描こう」と。きっと、肩の力が抜けて描き始めることが出来るでしょう。

 絵とは心を写す鏡です。怖がったり不安になっていては良い絵は描けません。コンディションを保つためにも日常生活から、きちんと管理することが大切です。

 今週の講義は、これでお終いです。次回は、今回やれなかった「体の描き方」をやります。それでは。また来週。