SAMSUNG Electric 訪問,大変丁寧なご対応を頂きました.ホストは広報担当の Miss Lee Mi Seon さん,ありがとうございました.アレンジは麻生さん.訪問したサムスン電子スウォン(水原)工場はソウル駅からスウォン駅まで電車で40分ほど,駅からタクシーで20分ほどの距離.スウォン工場は中央に通信機器の研究所が位置し,家電製品をも含む多くの品種を製造している.総従業員数は忘れたが,日本人が技術者として80名働いているそうであり,社内での待遇も特別とのこと(居住等).案内されたのは広報ルームで,工場等の施設の見学は許されなかったが,一般の人は広報ルームへも入れないそうである.
広報ルームに入ると“早稲田大学訪問歓迎”と大きな文字で記されており,これにも感激した.写真は左から井上助教授,Lee さん,麻生さん,嘉戸さん,和泉.ビデオでの会社紹介があった後に展示室に案内された.創業時を支えたテレビが時代を遡るように展示されていた.サムスン電子は今でこそ総合電機メーカーとして,ソニーに次ぐブランド価値(世界第8位)を有する巨大企業に成長しているが,創業当時は三洋電機のテレビの組み立てで OEM 供給していた.それからわずか34年で巨大企業に成長したことは,国策が絡んでいたとはいえ松下電器も顔負けである.
韓国ならではの家電製品にキムチ冷蔵庫がある.この巨大な冷蔵庫が各家庭に少なくとも1台,2台あるところも少なくないとのこと.日本では焼き肉屋向けに輸出されているらしい.ただ家電業界ではLGを初め競争が激しいらしいが,サムスン電子の韓国内家電シェアは50%を超える.世界的に見てもサムスン電子の日本でのブランド価値が異常に低いのは特殊な状況と言える.その他半導体関連の有益な情報として,サムスン電子で Si Bulk の引き上げをしていることを紹介頂いたこと.大手半導体メーカーで電子デバイスとSi Bulkの製造を併せて事業化している例はなく,サムスン電子には選択と集中による生き残り戦略は通用しないのかもしれない.あらゆる分野で多角化を目指す経営方針は米国にも日本にもない発想ではないだろうか?
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